お前は勝手にそうやって生きてろ

僕たちは合わない者同士だったんだよ。それをお前がずるずると引き止めていただけの事。僕は面倒になって、感情を持つことも抵抗もしないようにした。ここを直すから、そしたら一緒にいてくれるよね、という言葉を何回も浴びられたけど、僕はお前の変えられない部分が、大嫌いだった。気が合わない、性格が真逆であることはとっくに分かっていたのに、それでも一緒にいたら楽しいでしょ、というのは気持ち悪い、無理な話だったんだよ。見えないふりをするんじゃない。相手には自分の分からない部分があること、他人は自分の思い通りにならないものだということが分かっていないお前。世の中には自分の知らないことがたくさんあって、自分の考え方やいままでの経験なんかでは到底思いつきもしないことが溢れているということを前提にできないお前は、お前が全く詳しくない分野についても、お前のクソみたいな言葉で表現されたそのくだらない、偏った見方と知識をまず持ち出して向かってくる。その傲慢さを僕はずっと前から知っていたし嫌いだったけど、指摘しないでここまできたよ。僕の言葉なんか浸透する筈がない。そうだろ。何にでも文句ばっかり言ってけなして跳ね返すお前が、嫌いだ。頰がカッと熱くなった。糞だあいつは。お前は大事にされたことがないから、人を大事にする仕方が分からないんだろう。それで何年も生きてきたお前に無償の愛を与えることなど不可能だよ。お前の周りのそいつらも、仲が良いんじゃなくてそうやって自分のために利用してきたよな。自分がくだらないつまらない奴だってことを庇うように、足を引っ張りあってさ。「だから〜〜な奴はクソだ」、って言っていまは自分を守ってるんだろう。勝手にしてろ。元から差別主義者で男尊女卑だったよな。自分の論を強化するために都合よくものを見ているだけ。お前が「そんな奴」に時間と金と労力を費やしてきたんだよ、分かるか。お前が「選んだ」奴は「そんな奴」だったんだよ。言ったよな、「お前が選んだんじゃない、俺がお前を選んだんだ」って。何だよ選ぶって。